2021/08/20
私は、患者さんに最初にお会いした時、口の中全体の写真を撮らせていただいて、歯の状況を説明することにしています。人によっては、治療方針・方向性までかなり具体的にお話させていただく場合があります。
ご存知のように、歯科の治療はすべて保険治療の範囲内で行えるわけではないので、場合によっては、自費の費用が発生することもあるのです。ここで申し上げておくのですが、私は歯科治療の結果、最も患者さんに良かったと喜んでもらう治療をご提案しております。「両方の歯でおいしく食べれるようになること」これに尽きます。
いかに安く治療できたとしても、両方の歯で同じように食べられなければ、必ず失敗に終わります。
片方で食べてしまうような治療は、片足ケンケンで歩いているのと同じで、すぐに疲れ果ててしまうでしょう。
人間は、左右両方、知覚を持っており、それが等しく使われないと健全に生活できないのです。
ですから、私が儲けたいと考えて自費治療を勧めているのではなく、すべては、患者さんがおいしく両方の歯で食べられるようになるためには、必要なことであり、そのための出費と考えてください。
放っておくほどに自費診療の額は大きくなる傾向がありますので、早目の治療をお勧めします。